左の図は、アカヒレなどのばらまき型の産卵をする熱帯魚の卵を集めるのに使う道具です。
クリーム色が、園芸用品の液肥の入れ物（100円ショップで8本くらい入って売ってます。）で、底を切り取って使います。グレー色はプラジョイントで、通常はチューブどうしをつなぐのに使います。1個20円とか、そんな値段で熱帯魚のコーナーに売ってます。（色は白、黒、グレーがあります。）これを使って液肥の入れ物とチューブをつなぎます。
使い方は、液肥の入れ物のところを水槽の中に沈めて、チューブの方から水を吸ってサイフォンの原理で底砂をなぞるように動かしながら水と一緒に卵を採取します。これをバケツにためて、30分くらいそっとしておき、上の水を捨ててプラケースなどに移して卵を孵化させます。同時に底床の掃除もしてゴミを集めてしまいますので、メチレンブルーなどの薬品を入れて、卵がカビるのを防ぎます。