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【自作と小技のページ】

孵化装置(エアレーション)

孵化装置

左の図は、孵化用のエアレーションの装置です。作るには、ペットボトルとプラスチックの板(図ではクリーム色)を用意します。

ペットボトルは、1.5リットルのペットボトルを使い、下半分だけ切って使います。

プラスチックの板は下敷きでも、アクリル板でもいいんですが、ペットボトルの胴に合わせて丸く切って、中心はエアチューブがきつく入るように穴をあけます。図では、円の右はしを削っていますが、これは取り出しやすいようにする切り欠きです。家では、耳かきをエサの時間に使っていますが、この耳かきを使って取り出しています。

孵化までのやり方は、本水槽の水と卵(または卵が付いた水草の切れ端)を入れ、メチレンブルーを1〜2滴垂らして、プラスチック板でフタをしエアレーションをかけます。水は2〜3日に換え、そのたびにメチレンブルーを垂らし、孵化を待ちます。水位を高くしてエアストーンを水面近くにすると水流が弱まりますし、二又分岐や三又分岐を使って水流を弱くすることもできます。

この装置が優れている点は、泡がぱちんとはじけた時に水が外に飛び出さないところと、水が蒸発しにくいところ、それからエアストーンが浮いているので水流が止まっているところ(止水域)がないことです。

図では水位が低くなっちゃいましたが、水位はもっと高めでもいいです。


ここのページを訪れたはにわさんから、この孵化装置の改良型について、発案いただきました。