あくあっちゃろHOMEPAGE!!

【そのほかのエビ】

僕がエビを好きなわけ

僕は、どうしてこんなにエビが好きなんだろう?記憶をさかのぼることうん十年(笑)小さい頃の出来事がきっかけでエビが好きなのです。

僕が小さい頃、よく祖父の家に遊びに行っていました。そこには山があり海があリ、とても自然が豊かなところでした。

夏が来ると海へ行って泳ぎます。泳いだ後は、山の水で体を洗って祖父の家へ戻ります。山の水があるところは、セメントの大きな浴槽みたいな水を蓄えるところがあって、もともとそこは水を汲んだり、体を洗ったりする場所だったんでしょうけど、当時は泥が積もり、さらに上から枯れ葉が積もってエビがいました。海水浴にあきると、よくこのエビを採っていたものです。その頃は用水路でのザリガニ採りもやっていましたし。道具はありませんから、エビを素手で捕まえていました。今でも思い出すのは、そのときに採り損ねたヤツ。多分そこのエビの主だったんでしょう。ハサミが長かったような気がします。やっと追い込んだものの、みごとなバック泳ぎで浴槽の奥に逃げていきました。

「いつかはこのエビを飼育してみたい。」そう思いながら、僕は大学生になっていました。実家を離れ、図書館でテナガエビの本を読む日もありました。

しかし、現実は甘かったのです。卒業して故郷に戻ると、そこはいつのまにか公園として整備されていました。もうエビはいないに違いない。でももしかしたらどこかで生息しているかもしれない...。2003年11月24日祝日、僕は意を決して出かけました。「公園になっても近くには山の水が流れているところがあるかもしれない。そこにいて欲しい!」そう思いながら、向かいました。いつの間にか、アスファルトの駐車場ができ、そこに車を止めエビのいそうなところを探しました。そして意外なところで、僕はエビに出会いました。公園内に山の水を逃がすための水路がありました。そこには枯れ葉が積もり、なんと!エビがいました。今だからエビの種類もわかります。ヤマトヌマエビとトゲナシヌマエビでした。ちゃんと生存してくれていたこと、僕はとっても嬉しかったです。残念ながら、記憶が薄れており、小さい頃に見たエビと同じ種類かどうかはわかりません。それでも11月24日は記念日になりました。